ドイツで桜、咲く

桜って不思議。咲いているのを見かけるとつい写真を撮ってしまう。

写真にしてもその美しさと輝きは伝えきれないし、
撮った後に見返すことはほとんどないと分かっていても、
満開の姿を目にしたら心が躍り、脳が直ちに写真を撮れ!と躍動する。

それはドイツにいても同じで、日本から遠く離れている分、
懐かしい日本らしきものに触れるとなおさら、
アドレナリンと幸せホルモンが同時放出されるのだ。

私たちの住んでる町では、小学校の正門の前に植えられた桜が、
年に1週間だけ桜で華やぐ雰囲気に様変わりする。

あ~、サクラってやっぱり、すごいなー!
この小さく可憐ですぐ散ってしまう花から、醸し出される光と輝き。
人を魅了する満開の様!座って何か食べながら花をゆっくり
鑑賞したくなる衝動に駆られる。ビールもちょこっと飲めたらいい。

でも片田舎のドイツの公園で、花があろうとなかろうと、
昼間っからビールを飲むのはアルコール中毒の人だけ。
という世間のプレッシャーを感じて、行動に移す勇気はない・・・。

春の風情や情緒を感じるのに、酒は演出でしかないということを
説明して分かってもらえる、ハズはない。

そうだとしても、あー、桜。観れて嬉しい、ドイツで桜。

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