医者、薬、病気、医療システム – ドイツ・バイエルン州へ~子どもと完全移住 http://www.lebensbayern.com 2020年現在もドイツ滞在中。我が家の移住の葛藤、ドイツの子育て、日本のガイドブックにはないバイエルン州の自然散策をレポート。 Mon, 24 Feb 2020 23:10:59 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.10 ドイツで風邪をひくと、いつもナーバスに ②ハーブ由来の薬を服用する http://www.lebensbayern.com/2020/02/61 http://www.lebensbayern.com/2020/02/61#comments Tue, 18 Feb 2020 14:57:08 +0000 http://www.lebensbayern.com/?p=61 症状が改善されず、他の諸症状が出てきたら薬の飲み時。
薬局へGo!薬剤師の登場だ。
やはりハーブ由来の薬を中心に推奨される。
といってもホメオパシーの類ではなく、医者からも処方される薬だ。

  1. 鼻づまり・初期の副鼻腔炎には、Sinupret® forteまたはExtract。(シヌプレット)
    主成分:ニワトコ、バーベナ、リンドウの根、スイバハーブ、桜草。
    他、自然由来でない化学物質も含む。
  2. 咳や痰には、GeloMyrtol® forte。(ゲロミルトル)
    主成分:ユーカリ、甘いオレンジ、マルトル(ギンバイカ)、レモン。

forte(フォルテ)と書かれているとおり強いので、シヌプレットは12歳以上、
ゲロミルトルは6歳以上の年齢制限がある。

「身体にも優しいし、効き目抜群!」
と、どこの薬局に行っても、薬剤師から推奨される2品で、
大抵のドイツ人は知っており、服用したことがあると思う。
この言葉を信じ、私も数年愛用(愛服?)してきた。
しかし、本当に効能があるかは疑問だ・・・。
私の経験に限って言えば、即効性はまったくない。
2週間ほど服用して、やっと回復してきたなー、と感じられる程度だ。
これは言いかえれば、2週間近く薬を服用しながら風邪の状態が続いている、
ということでもある。
案外このことが、非常に身体を疲れさせるのだ。

これらの薬を服用していなかったら、もしかしたら本当はもっと酷い風邪や気管支炎、
咽頭痛に発展したのかもしれない。
これら薬のおかげで、悪化するスピードが緩んだのかもしれない。

でも2週間は私には長すぎる・・・。

特にゲロミルトルは身体に合わないらしく、服用して3日目ぐらいから胃腸痛と下痢になるし、
空腹時に薬のにおいがゲップとともに上がってくるほど強いのだ。

これで治ってくれば、まだいい。ツラかった2週間も報われるというもの。
残念ながら今回は、改善するどころか、さらに悪化の一図を辿り、
顔面痛・歯痛までに発展してしまった・・・。

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ドイツで風邪をひくと、いつもナーバスに ①家でできる基本療法を試す http://www.lebensbayern.com/2020/02/40 http://www.lebensbayern.com/2020/02/40#comments Mon, 17 Feb 2020 11:09:13 +0000 http://www.lebensbayern.com/?p=40 風邪になると、どの薬を飲めばいいのか、ドイツに来てからいつも迷う。
私の場合、鼻から始まる風邪が多いのだけれど、今回は熱も鼻かぜもなく、直接ノドに!
咽頭がグッと狭まくなった感じ。もっと言うと、かるく首を絞められてる感覚だ。
この段階で適切な薬を飲めていれば、悪化は避けられる。
と思うのだが、さっきも言ったように、どの薬を飲めばいいのか、
ドイツに来て4年になるのに、まだ分からない・・・。
めったに病気をせず、薬を飲まない親戚、旦那に聞いても分からず。
薬局に働く友人たちに聞くと、基本はウガイ。
ノドに良いハーブ系のシロップを飲む、ハチミツを舐める、
と素人でも知ってるアドバイスしかもらえない。
要は医者ではないので、薬剤師といえども、どれこれがいい、と言うのはハバカラれる、
というのが本音のよう。

なので、朝一番、うがいをした後、上等のハチミツをスプーン一杯たっぷり分を口に含み、
ゆっくり溶けてノドに流れるのを待ちながら、子どもたちの朝の用意をする。
ハチミツは牛乳とか暖かい飲み物に入れると上品な甘さになって美味しいが、
溶けて流れる段階まで、ずっと口に含むのはけっこうツライ。
甘すぎるし、ノドも口の中も、なんだかジリジリする。
このジリジリが効いてる証!と信じ、甘すぎるツラさを耐える。
ハチミツが全部溶けて流れても、すぐに飲食してはいけない。
せっかくのハチミツの効果がなくなってしまうからだ。
ノド周辺に付いたバイ菌をハチミツがジリジリやっつけてる姿を想像しながら、
ノドの渇きにしばらく耐える。
そして15分ほど経った頃、暖かいカモミールティを飲むのだ。

Bronchicum® Elixir

それが一段落したら、Bronchicum® Elixirという、タイムの濃縮シロップを飲む。
医者からも処方される、薬としての効用が認知されている物だ
薬局でも買えるので、我が家も常備薬として買い置きしている。

これで症状が和らぐなら万々歳!
なのだが私の場合、残念ながらドイツ移住後は、こういった家庭でできる基本療法が、あまり功をなさなくなってしまった。

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